Iggesund Paperboard社スウェーデンの同社パルプ・板紙工場では、2014年の化石二酸化炭素排出量を前年比86%大幅削減に成功した。この削減は、2012年に設置完了した回収ボイラーによるところが大きい。工場の環境改善による成果は、二酸化炭素に限られるものではなく、硫黄排出量も82%、酸化窒素でも19%、粉塵も90%が2011年との比較で削減された。工場関係者によれば、一般的に新たな設備の微調整には相当の時間を要するものであるが、同社は当該の回収ボイラーの利点を最大限に利用すべくその他の細かな投資もいくつか実行してきたとしている。
3月31日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ