最新の米国雇用統計によれば、3月の非農業部門就業者数が12万6千人増加したが、全体の失業率は前月から変化なく横這いの5.5%であった。主に専門的な対事業所サービス、ヘルスケア、小売業など各部門の雇用が幅広い分野で伸びたものの、鉱業部門での雇用は減少した。全体では3月の失業率は前月から横這いの5.5%で、失業者数の合計は前月からやや減って860万人。前年同月比では、1.1%ポイント減(180万人減)であった。成人労働者層では、3月の10代の失業率は17.5%と最も多く、成人男性の失業率は5.1%、成人女性の失業率は4.9%、白人は4.7%、黒人は10.1%、ヒスパニック系は6.8%、アジア系は3.2%であった。このうち、長期にわたって(27週以上)の失業者は大きな変化なく260万人で、失業者全体の29.8%を占めた。
4月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ