アルゼンチンの紙パルプ・メーカーであるCelulosa Argentina社は、サンタフェ州に位置する同社Capitan Bermudez工場に新設予定の年産3万トンの生産能力を有するティッシュ・ラインの設置工事をほぼ終えようとしている。同社関係者によると、稼働開始は4月25日と設定されている。出資額は1千8百万ユーロで、同ラインのメーカーであるVoith社と10年間の融資契約を結んでいる。今回の投資によって、同社はいよいよティッシュ市場に参入することとなるが、現在はコート紙年産14万2千トン、上質紙4万5千トン、クラフト紙2万トンを生産している。Voith社によれば、新ラインはワイヤー幅2,760mm、設計スピードは分速1,800mで、バージンパルプ使用で米坪幅15~21gのトイレット紙、キッチン・ロールを生産の予定。
4月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ