Georgia-Pacific社(G-P社)と同社Wauna製紙工場の従業員との労使交渉は、開始から1年を経過した現在も、労働条件の融通性や賃金面で双方歩み寄りがないまま膠着状態となっている、と同社側と工場組合側が語っている。双方の交渉チームは引き続き交渉を続ける意向であるも、少なくとも今後数ヶ月は進展がないであろうと推測されている。同工場従業員総勢1,097人のうち、全米鉄鋼労働組合員は約750名を占めている。同組合職員によれば、4年契約とした前回の交渉でも合意に至るまで14ヶ月を要した経緯があり、今回の長期化している折衝も特段異常な事態とは言えないとしている。
4月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ