International Paper社が、4月5月で実施する同社3工場での保守点検整備の為の休転で、合計3万1千トンの市販パルプが減産となったと、市場関係者が語っている。同社は4月後半の2週間サウスカロライナ州Georgetown工場で年産約59万トンの生産能力を有するNBKP工場を停止、この休転によって約2万3千トンが減産となったが、そのうち3分の2が市販パルプ向けの為、合計では1万5千トンとなった。一方、ノースカロライナ州のRiegelwood工場は4月に10日間の休転を実施、計1万2千トンの減産。更にサウスカロライナ州のEastover工場は5月に2週間の休転を実施、計4千トンが減産となり、3工場合計で3万1千トンとなった。
5月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ