ポルトガルのパルプ・メーカーであるAltri社は、現在順調に進行中である同国中央部に位置するCaima工場の既存ラインをDP生産用への改造プロジェクトが6月初旬にも完了の見込みであるとしている。同社関係者によれば、同工場は改造工事終了後に約1週間の保守点検の為の停機を実施するも、6月の2週には操業を再開する見込みであるとしている。3千5百万ユーロを出資した今回の改造プロジェクトにより、同工場は標準的なDP年産10万5千トンの生産能力を有することとなる。改造前の同ラインは亜硫酸パルプ年産12万トンの生産能力があった。
5月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ