2014年の中国の紙・板紙生産量と消費量は前年の小幅の下落から回復、全般的にやや上昇をみせた。中国造紙協会が先週発行した年次報告書によれば、2014年紙・板紙の生産量合計は前年比3.56%増加して1億4百70万トンとなったとしている。また、消費量も前年から2.95%上向いて1億70万トンとなったが、グラフィック紙系は市場での供給過剰構造に影響を受け、全般的に縮小ないしは活気のない状況で推移した模様。一方、新聞用紙の生産量も前年比9.72%減の325万トン、消費量も同11.33%減の321万トンと数字を落とした。
5月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ