PPPC発表の最新統計によれば、4月の北米印刷・筆記用紙の出荷量は前年同月比8.8%減を示し、今年1月~4月の出荷量前年同期比5.4%減を超え、下落が急加速している。4月の工場稼働率は90%で、前年同月の94%より低下している。上質紙は主要品目の中では比較的堅調で、需要・出荷ともにわずかな減少に止まったが、塗工・非塗工中質紙は減少率は二ケタを示した。また、4月の非塗工中質紙の輸入量は今年の累計平均の3倍の落ち込みをみせ37.4%減となったが、それに引き換え塗工中質紙の輸入量は今年の累計平均12.2%増を超えて20.5%増と上昇した。
5月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ