韓国最大の新聞用紙メーカーである全州製紙は、定期保守点検整備の為の休転に加え、同社2工場で6月から夏場にかけて追加の休転を実施すると決定した。同社のJeonju工場とCheongju工場は、アジア市場向けに供給している新聞用紙が直面する需要減退、利益率の低下、市況価格の悪化などを理由に減産で対応するもの。今回の休転によって約5万トンの減産が見込まれる。このうち2万トン分はバイオマス・ボイラーの修理としての休転によるもので、残の3万トン分は夏場のエネルギー・コスト節減の為の休転となる。
5月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ