ライナーと中芯で構成されるコンテナーボード分野に於いて、この2つの主要品種が段ボール箱製造に不可欠なアイテムである。言うまでもなくライナーは表面材として平面を保ち、波打った芯材である中芯と合わさって貼合され段ボールを形成した後にカットされてカートンとなる。北米で2014年に生産されたコンテナーボード全体の数量は3千5百40万トンで、そのうち72%はライナーが占め、残りの28%が中芯であった。北米市場では現在、旧来の伝統的な仕様から100%古紙使用の低米坪品への移行が急速に進んでいる。また2014年、米国のライナー輸出量は550万トンで同国生産量の21.9%、輸出先国の中心は中南米で輸出量全体の50%以上となっている。
6月1日RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ