Swedish Environmental Research Instituteは去る5月、包装資材の環境負荷に対する紙とプラスチックの比較研究レポートを公表した。
同研究機関では、BillerudKorsnäs工場の紙ベースの製品について同種のプラスチック製品と環境負荷比較をおこなった。同研究では地球温暖化係数(GWP)、酸性化(AP)、富栄養化(EP)、光化学オゾン生成(POCP)の4つの主要環境指標をもちいた。
その結果、紙、プラスチックとも原料生産が環境指標にあたえる最も大きな要因であり、総合的にはプラスチックが紙よりも大きな環境負荷をあたえるとの結論となった。(続)
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ