利用後(end-of-life)を考慮した結論は、すべての紙製品が酸性化、富栄養化、光化学オゾン生成において総合的に削減した(セメント袋での光化学オゾン生成を除く)。これは主として原生材の利用除外による排出削減にともなっている。地球温暖化係数は利用後を考慮した場合、すべての紙製品で増加した。セメント袋の光化学オゾン生成はインドネシアでの埋め立てによって排出が増加した。同様にプラスチック製品においても、酸性化、富栄養化、光化学オゾン生成で削減した。一方、地球温暖化係数は増加した。
Gruvön工場とSkärblacka工場での地域温熱は、エネルギーが少量で実際に地域温熱に利用できなかったため、影響は小さかった。
(了)
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ