PPPC発表の最新統計によれば、6月の世界パルプ出荷量合計は前月の約383万トンから5.8%増加して約406万トンとなった。また、前年同月の約393万トンからは3.1%増と数字を伸ばした。内訳をみると、NBKPは前月の約186万トンから約192万トンへ微増となり、またLBKPも前月の約184万トンから当月の約200万トンへ上向いた。一方、6月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、34日分(NBKP:29日分、LBKP:38日分)で前月末より1日分少なく、また前年の6月末からは1日分低水準となった。やや好調な出荷に影響を受けた形で、パルプ業界の稼働率も97%と上昇気味となっている。
7月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ