ASPAPEL(Spanish Association of Pulp and Paper Manufacturers)の統計によると、スペイン製紙産業は2014年の消費量の回復基調を経て、今年第2四半期新たな成長を経験しており(4月:4.6%増、5月:5.7%増)、新規投資の局面に入っているとしている。同国で久しく待望されていた紙消費量の回復は前年比2.8%上向いた2014年に始まった。この数字は同国GDPの2倍の数字であり、またEU全体にみる紙消費量の平均成長率0.9%の約3倍を示している。最新のデータである今年第1四半期の成長率は2.1%であり、その回復は昨年から始まったことを裏付けている。2014年は衛生用品の消費量が2.6%下落した以外、その他すべての分野で消費が上向いたとしている。
7月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ