チリ森林協会が発表した最新の統計によれば、同国のパルプ業界が今年上半期に輸出したパルプは取引額、数量でともに前年同期を下回った。同国の今年上半期の晒ユーカリパルプ輸出量は935,708トンで前年同期比12.2%大きく数字を落とした。また、ラジアタパインでも同5.7%減の956,365トンとなった。取引額でみると、L材パルプの輸出額は$5億9千8百万、晒ユーカリパルプが$5億2千1百万で、それぞれ前年同期比14.4%、14.9%と大幅に金額が減ったとしている。一方、紙輸出では、今年上半期の輸出量は259,802トンで前年同期比2.2%減、取引額も同9.8%減の$2億5千3百万であった。
8月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ