北米最大の印刷・筆記用紙メーカーであるVerso社は、市場での需要減退の更なる悪化、輸入品の増加、市況価格の低迷などに対応する為、今年第4四半期に約66万トン分のコート紙およびパルプの生産を削減する計画であることが分かった。まず、10月初旬から同社はメイン州Jayに位置するAndroscoggin工場のパルプ・ドライヤー1号機と製紙ライン2号機の永久停止と、ケンタッキー州のWickliffe工場の無期限閉鎖を計画している。これらの措置により、同社の紙生産能力は43万トン、市販パルプでは13万トンが削減され、更に10万トンの削減が実行されることになる。
8月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ