ブラジル・パッケージ協会が発表した最新の報告によると、同国の1月~6月のパッケージ生産高は前年同期比2.6%減少したとしている。第2四半期だけの累計をみても前年同期比2.8%減となっている。消費者の景気信頼感は毎月減退しており、従って日常的な消費が落ち込む要因となっている。一般消費の落ち込みはパッケージ業界を含む多くの業界を直撃しているのが現状である。同協会は、国際的環境はいまだ正常とはほど遠い状態であり、同国パッケージ産業の力強い回復は2016年半ばまでは厳しいものと推測している。
9月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ