米国を本拠とするInternational Paper社(IP社)は、フランスに位置する同社Saillat工場で環境への負荷を低減する製造プロセスに向けた総額2千万ユーロの改造投資プロジェクトを完了したとしている。同社代弁者によれば、今回の投資は木材から高品質のパルプを抽出することを可能にする先進技術が含まれており、更に今回改良された工程は酸素をより多く活用することになる為、新たな酸素生産装置の建設も行なったとしている。今回のプロジェクトで、品質向上が実現するのみならず環境に優しい紙製品の開発への道にもつながっているとしている。
9月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ