ポルトガルの中央部Coimbra地方Lousaに位置するティッシュ加工を専業とするTrevipapel社は、このほど製紙事業に新たに挑むこととなった。Trevipapelグループ傘下のPaper Prime社が、同国東部Vila Velha de Rodaoの同社工場へのティッシュ・ライン1号機建設をToscotec社へ発注した模様。同ラインは有効巾2,750㎜で、生産スピードは分速2,000m、年産3万8千トンの生産能力を有し、製品はTrevipapel社での加工へ回すものと近隣諸国への輸出向けに分けられる。2016年第4四半期での稼働開始を見込んでいる。Trevipapelグループは1991年創立で、当初の小規模個人経営企業から主に国内営業用ティッシュの供給業者として成長、現在では国内最大手のひとつとなっている。
9月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ