広東省南部の東莞市当局が、同市の54の板紙およびティッシュ工場の強制的な閉鎖を推し進めていることが分かった。54工場のうち既に52工場は操業をストップしており、残り2工場も年内には閉鎖の予定となっている。昨年、市当局は2015年半ばまでに57工場の永久閉鎖を目指していたものの、今年6月に目標を54工場に下方修正していた。現地当局によれば、例外となった3工場は複数社が共同所有しているもので、今回の閉鎖工場のリストから除外したとしている。東莞市の産業汚染抑制策の一環として、市は板紙年産約20万トン分およびティッシュ年産約5万トン分の強制的な工場閉鎖を目論んでいたもの。
9月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ