米国の最新の産業統計によると、9月の米国製造業部門はその経済活動が33ヶ月連続で拡大しており、産業界全体でみても76ヶ月連続で成長を維持している。米国9月のPMI指数は50.2%で前月の51.1%からは0.9%ポイント減となり、製造業はやや活気が停滞気味となっている。また、製造業新規受注指数は前月の51.7%から1.6%ポイント下向き50.1%へ数字を落としており、いずれも好不調の分岐点である50%以上をかろうじて維持している。一方、製造業生産指数は53.6%だった前月より1.8%ポイント下落し51.8%となり、弱含みで推移。また製造業雇用指数は前月の51.2%から0.7%ポイント数字を落とし50.5%となった。それぞれの指数で後退がみられており、好調を維持していた米国製造業部門の経済活動に減速感がみえる。
10月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ