米国大手段ボール加工業者とコンテナーボード商社などがメンバーとなっている米国段ボール供給者協会(CSC)が中心となって、同国中西部北方で新たに再生コンテナーボード生産体制を約年産54万トン引き上げることを狙って、2017年の第3もしくは第4四半期までに段ボール加工工場を複数立ち上げる計画であることが分かった。イリノイ州に位置する中心企業がまずは、既に公表済みの同州Alsipの再生コート紙の休転工場を今年11月末までに再生中芯年産19万トンの工場へ改造を実施する見込みである。それに加えCSCが主体となって、2017年中の完成を目途にミルウォーキー州へ年産35万トンの再生ライナー工場を新たに立ち上げる計画となっている。
10月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ