チリを本拠とするCMPC社傘下のCMPC Celulose Riograndenseが新設した晒ユーカリパルプ・ラインは、年内にも60万トンの生産量に到達する見込みで、2016年には100万トン超えを期待している、と同社役員が語った。年産130万トンの生産能力で設計されている同ラインは、今年5月からブラジル南部Rio Grande do Sul州Guaiba工場で既存の年産45万トンのライン横に併設され、操業を開始したもの。同役員によれば、2号機である同ラインは既に本来の生産能力の80%を超えるところまできており、12月までにはフル稼働に入れる見込みであるとしている。同社は2016年はこの2機で生産量の最大限とされる日産5,500~5,800トンを目指す計画。
10月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ