アジア太平洋地域のパルプ・メーカー3社がここ数週間以内に相次いで休転に入る計画であることが分かった。April社傘下の山東省Asia Symbol社は、山東省日照市に位置する同社複合工場LBKP年産150万トンのパルプ・ラインを定期保守点検の為、11月1日より約2週間の休転に入るとしている。操業再開は11月14日を目途としている。この休転によって、6万トン~7万トンの減産となる模様。同ラインは同省の干ばつが原因で、7月23日より3週間の停機を余儀なくされていたが、干ばつが解消された8月15日から操業を再開していた。ただし、同省での水不足は依然として懸念材料のひとつとされている。
10月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ