天津市政府は、同市の大気汚染をこれ以上悪化させない目論見として、今後紙パルプ生産設備の新設・増設を禁じていく計画を進めていることが分かった。北京市に隣接する天津市は、現在これ以上の大気汚染を食い止める為の条例を策定している。この中で、紙パルプ業界とその他3つの産業に対して生産設備の新設・増設を禁じる提案を盛り込んでいる。それに加え、産業基準や環境基準を順守できない現存の中小紙パルプ工場を閉鎖に追い込む動きもみられる。同省での禁止条例発令は天津市が初めてではなく、既に今年初めに北京市が同様の発表をしていた。
10月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ