国際技術集団であるANDRITZ社は、Huanggang晨鳴Pulp & Paper社より湖北省に位置する未建設地パルプ工場へ導入する蒸解プラントを、このほど受注したことが分かった。ANDRITZ社関係者によれば、今回の発注は、晨鳴グループから2回続けての連続蒸解装置の注文であり、同社の連続蒸解技術が世界でも最高峰のレベルでクラフト・パルプ、DPの生産に最適であることを証明しているとしている。また、同社の蒸解プラントは最新の技術を備えておりHuanggang晨鳴社が生産するテキスタイル用途、各種産業用途のNBKPやDP生産の為の要求仕様に合致したものであると付け加えている。Huanggang晨鳴社は山東晨鳴グループの傘下にあり、中国内でも最大級の製紙メーカーのひとつである。晨鳴グループ全体の製紙生産能力は年産約600万トンで、総従業員数は約1万3千人である。
10月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ