台湾の大手製紙メーカー永豊餘社は、中国広東省肇慶市の同社工場にて新たなティッシュ・ライン2機を導入中で、稼働に向け最後の準備に追われている。同社傘下のGuangdong Dingfeng Paper社(GD社)が操業を請け負うが、今月中にも全く同仕様の2機のうち1機がティッシュ年産2万7千トン生産に向け稼働を開始する。ただし、このところの豪雨によって、建設工事に遅れがでている模様。GD社代弁者によれば、1号機の据え付けはまもなく終了の予定で、12月にも試運転が可能であるとしている。また、2号機は1号機始動の2ヶ月後来年の2月にも操業開始の計画。いずれも紙幅2,200㎜の2ラインはポーランドを本拠とするPMPグループ製で、2機ともに生産スピードは分速1,600mとなる。
10月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ