PPPC発表の最新統計によれば、9月の世界パルプ出荷量合計は前月の約394万トンから6.2%増加して約419万トンとなった。また、前年同月の約418万トンからは0.2%微増と数字をわずかに伸ばした。内訳をみると、NBKPは前月の約182万トンから約191万トンへ微増となり、またLBKPは前月の約200万トンから当月の約213万トンへやや増加した。一方、9月末の世界全体のパルプのメーカー在庫は、35日分(NBKP:30日分、LBKP:39日分)で前月末より2日分少なく、また前年の9月末からは2日分の増加となった。好調な出荷に影響を受けた形で、パルプ業界の稼働率も99%とフル稼働に近い状態となっている。
10月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ