今年7月2日に告知されていた南アフリカのヨハネスブルグ近郊に位置するSappi社Enstra工場売却に関して、同社はこのほど全ての条件が整い11月2日付で新オーナーとなる同国Corruseal社への移譲が完了したと正式発表した。Corruseal社への同工場の売買契約には、同工場6号機による再生コンテナーボードおよびクラフト紙事業に加え、2号機による上級紙およびセキュリティ紙事業も含まれる。ただし、Sappiブランドとして人気の高いTypecコピー紙の生産は、同国KwaZulu-Natalに位置するSappi社Stanger工場へ移管された。今後5ヶ月の間に、Sappi社は同工場へ約7千万ランドを投資し、加工と仕上げ工程の迅速化を進め、A4サイズ品製造の処理能力向上を図ることになる。
11月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ