スウェーデンのIggesund Paperboard社は、11月8日同社Iggesund工場での操業を再開した。11月1日からの保守点検整備休転では、主に同工場でのN材パルプの増産に向けた調整と、パルプ乾燥工程の改造を目的としていた。同社代弁者の情報によれば、改造によって同工場のパルプ生産能力が5万トン上昇し、2016年第3四半期までに年産42万トンまで能力が向上する見込みとしている。また、今回の休転中に特別な試みのひとつとして、工場の心臓部である回収ボイラーの点検周期を、これまでの年2回から年1回へ減らし、より多くの生産時間を得られる為の対応を実施したとしている。
11月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ