四川省に位置するYibin Paper社は、このほど上海証券市場で上場する同社株53.83%を取得する予定の新たな筆頭株主を迎えることが分かった。今月上旬、Yibin社は国内の環境保全産業では大手の国営企業であるChina Environment State Investment社と、現在別の現地大手国営企業2社が保有する全株式の譲渡契約を締結したとしている。内訳はYibin State Assets Management社が37.77%、また大手ワイン・メーカーであるYibin Wuliangye Groupが16.06%を保有していた。ただし、私募債の譲渡を完了するかは懸案となっており、詳細の開示もされていない。同社は、現在年産35万トンの生産能力を有する板紙ラインと年産20万トンの竹パルプ・ラインを保有している。
11月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ