山東華泰紙業は、現在年産合計で130万トンの新聞用紙生産5ラインを改造の上、その他の品種の生産に振り向ける方針であることが分かった。国内最大の新聞用紙メーカーの同社は、このほど今回の改造に関する契約をVoith社と結んだ。取引額8億4千万人民元(約$1億3千2百万)の本契約書の条件に従い、この5ラインで生産される新たな品種が開発されることなり、また、この2社が協働してリサーチ・センターも建設される予定となっている。当該5ラインのうち、山東省東営市に位置する同社基幹工場の9号機は年産能力18万トンで、現在は非塗工印刷・筆記用紙を生産している。同ラインへは約1億1千万人民元を投資して、低米坪の印刷・筆記用紙生産用へ改造を施すとしている。
11月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ