イタリアのBurgo社は、同国北東部に位置するLWC生産の同社Duino工場のライン2機を11月23日停機措置としていたが、本日操業を再開することとした。同社代弁者によると、同社は組合が2号機の休転計画に抗議して先週末から開始した波状ストライキの影響から派生しかねない環境リスクの最小化および品質への悪影響回避などを考慮し強制的にライン2機の停機に踏み切っていた。この休転による顧客への配送などの問題は発生しなかった模様。今回の労働争議は、11月初旬に同社が年産15万トンの同工場2号機を年内一杯休転とする計画を発表したことで、153人の従業員が臨時解雇となる危惧から始まった。一方、同様に年産15万トンの3号機は平常通りの操業を続けている。
11月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ