インドのEmami Paper Mills社は、同国Orissa州Balasoreへ約100億ルピーを投資した新たな多重白板紙工場の建設を完了し、パッケージ用板紙事業へ進出する計画であることが分かった。コルカッタを本拠とするEmamiグループ傘下である同社は、既に今年4月からテスト運転を継続しており、年産13万トンの生産能力で来月よりパッケージ用板紙の商業生産をスタートする計画となっている。これまで同社は新聞用紙生産を事業の中心に置いていた。同社CEOによれば、昨今のインターネットによる通信販売の急激な伸びによって、同国内の板紙需要も大幅に上昇しているとしている。
11月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ