RISIが発表した最新のティッシュ統計によると、10月米国のティッシュ加工製品全体の出荷量は前年同月比2.7%増(今年10ヶ月累計で前年同期比2.1%増)となった。家庭用ティッシュ製品では同1.9%増(累計で同1.7%増)、そのうちトイレット紙出荷量が前年同月比1.7%増、紙タオルが同2.5%増、フェイシャルが同3.1%増となった。一方、業務用ティッシュ製品の出荷量も同4.3%増(累計で同3.0%増)、そのうちトイレット紙が同5.1%増、紙タオルが同3.9%増、紙ナプキンが同2.4%増で、家庭用・業務用ともに前年より好調に推移している。ただし、原反のジャンボロール生産は前年同月比0.7%微減(累計で同1.6%増)の約71万トンとなっている。また、ティッシュメーカーの設備稼働率は、9月の96.8%が10月は91.1%まで低下している。
12月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ