フィンランドのKotkamill社は、これまでマシン仕上げ塗工紙(MFC)を年産18万トン生産してきた2号機を改造し、全面的に製函用板紙と食品用再生バリヤー・ボードの生産へ切り替える投資計画を進めていることが分かった。同社は既に今年4月、改造プロジェクト”Flying Eagle”を発表し、2016年夏までに新たな生産を開始するとしていた。同社代弁者の情報によれば、当初は稼働率を徐々に引き上げる見込みで、3年以内にはフル稼働へ到達させたいとしている。同社は既に同ラインの湿部から乾燥工程までの改造に必要な設備をBellmer Vaahto社へ発注、またオンライン塗工工程、巻き取り工程、ワインダー部分の設備をValmet社へ発注した模様。
12月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ