米国森林紙製品協会が発表した最新の統計によると、同国9月の紙・板紙生産量は前年同月比1.3%減少となった。そのうち板紙生産量は同0.6%減で、主にコンテナーボード生産量の同0.4%減が要因、一方、紙生産量は同2.4%減少した。今年の1月~9月の紙・板紙生産量累計は前年同期比で0.8%減の5千9百40万トンとなっている。9月で生産量を伸ばしたのは、段ボール中芯、上質紙、ティッシュ、未晒クラフト紙となっている。その他の主要品種は軒並み前年同月比で数字を落とした。1月~9月累計でティッシュは前年同期比1.2%増、コンテナーボードも同2.1%増と上向いたが、板紙は同1.5%減少した。また、全米にわたる工場稼働率の1月~9月平均は92.9%であった。
12月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ