ポーランドを本拠とするArctic Paper社は、12月24日をもってドイツの同社Mochenwangen工場での生産を終了することが分かった。同グループ関係者によれば、現在、注文残の的確な配送をやり遂げることに注力する一方で、この夏から募ってきた工場購入者を見つけ出すことに尽力するとしている。同工場は年内に生産を終えるものの、来年第1四半期のうちは工場在庫分の販売を進めるための営業活動は継続する意向。同時に、同工場がこれまで担ってきた特殊紙や耐油紙の生産を継承するオーナー候補との交渉を進めるとしている。既にいくつかの有力な候補会社が今週先週に工場を訪れており、会社数の開示はないものの、少数ではあるが極めて有力な候補が現れている模様。
12月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ