米国紙パルプ製品評議会が発表した最新の統計によれば、北米の印刷・筆記用紙の1月~10月の需要および出荷量がいずれも前年同期比5%減少し、輸入量が輸出量を合計115万トン大きく上回ったことが分かった。需要・出荷量は10月単月でもいずれも前年同月比7%減、そのうち塗工中質紙が同16.5%大きく数字を落としている。一方、上質紙カット判は同1.8%の小幅減にとどまった。前出5%減の需要とは別に、印刷・筆記用紙の10月末の在庫量合計は7%増で、最大の上昇要因はコート紙の在庫増となっている。ただし、いずれの品種も9月の在庫水準からは縮小している。
12月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ