ドイツのPrinzhornグループ傘下で製紙分野を担うHamburger Rieger社は、同国西部に位置する同社Gelsenkirchen工場の非塗工白テストライナーの年産能力を約5万トン引き上げる計画であることが分かった。同社関係者によれば、現存する同工場唯一のマシン巾5,400㎜の製紙ラインの乾燥工程、フィルム・プレス、原料調製工程などの改良を実施する。また、今回の改良は巻き取り機以降の紙幅を5,000㎜に調整する目的も含まれているとしている。改良工事は来年10月の着工を予定している。今回の非塗工品の増産体制によって、現在同社Spremberg工場に於いて塗工品の生産量を引き上げて非塗工品生産量が減った部分を埋め合わせることが可能となる。
12月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ