中国のC&S Paper社が、中国中央部での需要増に対応する為、同国湖北省孝感市の同社工場に於けるティッシュ生産量を年間約20万トン引き上げる増産体制を検討していることが分かった。深玔上場企業である同社の趣意書によると、新たな増産プロジェクトには総額12億人民元を投資する模様。プロジェクトは2段階となる見込みで、第1段階では5年以内にティッシュの生産能力を約6億人民元で年産10万トンまで引き上げることとしているが、第2段階以降の詳細は現時点では不明である。中国内では、第4位の規模となるティッシュ・メーカーである同社は、6工場を保有し年産合計は466,000トンの生産能力を誇っている。この孝感工場は、現在2005年と2009年に稼働開始したティッシュ・ライン2機があり、現時点の生産能力は合計22,500トンである。
1月4日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ