スペインを本拠とするLecta社が、特殊紙生産分野への転換を力強く推し進めている。同グループは、最近になって同国北部のNavarraに位置する同社Leitza工場で、新たなコーティングとラッカー塗工のラインを立ち上げた。同社関係者によると、この新ラインは機械幅2,450㎜で加工スピードは分速800mであるとしている。機械メーカーはスイスのPolytype社で、購入金額は公表されていない。この新ライン導入によって、同工場のメタライズド紙の生産能力は現在の年産25,000トンから40,000トンへ引き上がることに加え、同ラインが発揮する技術革新によって、これまでの製品領域も拡大することになるとしている。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ