スロベニアのPaloma社が、非公開株式投資ファンドECO-INVESTMENT社による払込み資本で1千8百20万ユーロの増資を上首尾に完了させたことが分かった。同ファンドは1株あたり4.01ユーロを支払い、Paloma社の株式57.2%を取得したことになる。企業買収の法令に従って、同ファンドは強制的な株式公開買い付け(TOB)を、既存株主が今回と同様の価額で株式売却できる条件で、公表する義務があるものとするとしている。今回の増資によって、同社の生産能力増強、生産工程の近代化、労働条件向上への更なる投資を確実にするもので、今後ヨーロッパ南西地域に於いて同社がこれまで以上に競争力を備えた開発センターとしての立場に変わっていくであろうとしている。
12月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ