ブラジルの紙パルプ・メーカー界を代表する同国森林産業協会は、同国が2016年に年間1千7百万トン以上の供給量をもって世界第2位のパルプ供給国に躍進したことを称賛している。同協会の会長によれば、このランキングがまさしくブラジルとパルプ品質への高い評価を表しているとしている。これによって、同国より多くパルプを生産しているのは、2016年4千7百70万トンを生産した米国のみで、ブラジルに続いてカナダが1千6百50万トン、中国が1千6百30万トンとなっている。同会長は続けて、生産量ランキングの躍進は、同国パルプ業界が推進するやり方が最良であることを示しており、世界のトップ・メーカーの中でも第2位というポジションは、高品質を目指し、革新的システム、最新技術によるパルプ生産に最適な国としてブラジルが認められたことを意味している、と語った。
1月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ