中国のTaisonグループが、同国江西省九江市の新工場へ導入の為のティッシュ年産6万トンのライン4機を発注し、積極的に同国でのティッシュ紙増産を進めていることが分かった。ラインの供給メーカーであるドイツのVoith社がこのほど契約を取り交わし、いずれのラインも抄き幅5,600㎜、設計スピードは分速2,200mであるとしている。同グループによる江西省でのこのティッシュ増産構想は、九江市当局が本件に関する環境影響アセスメント書類を2016年公開した時点で明らかになっていたもの。情報によれば、同省に位置する同グループ子会社が約98億人民元を新工場建設に投資することになっており、同工場は将来的にティッシュ年産合計48万トンとなり、投資金額は生理用ナプキンと紙オムツを年間18億個生産する複数の衛生用品ラインも含むとしている。
1月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ