カナダを本拠とするDomtar社が、工場への天然ガス輸送の為の3マイルのパイプライン建設を含め、米国ペンシルバニア州Johnsonburgに位置する同社のパルプ、上質紙年産35万5千トンの工場でのエネルギー改善に2千5百30万ドルを支出する計画であることが分かった。それに加え、同社は同州中心地から南方35マイルに位置するDuBois加工工場の高性能化も実施するとしている。今回のプロジェクトに於いて、同社は今後3年間でこの2ケ所の生産拠点でフルタイムの職438を維持すると明言した。また、同社は同プロジェクトへの州基金を受けているとしている。同社は、今回のプロジェクトで、石炭から天然ガスへの切り替えを実施、それによって工場でのエネルギーや水の消費削減を実現することで工場の様々な設備の高性能化を目指している。
1月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ