チリでの山林火災は、2月の第1週に入っても依然勢いを失っていない。同国の国営森林公社(Conaf)によると、2月7日の時点で、合計で既に森林59万5千ヘクタールが焼失、そのうち特に大きな被害となっているのが、Maure州(284,183ヘクタール)、Bio Bio州(118,628ヘクタール)O’Higgins州(107,744ヘクタール)としている。これまでに、同国の大手パルプ・メーカーArauco社とCMPC社は自社林それぞれ2万5千ヘクタール、1万9千ヘクタールを失っているが、火災シーズンが終息する3月までにその数字が増大している可能性は極めて高いとしている。
2月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ