中国河北省の保定市に位置するBaoding Gangxing Paper社が、同市にある同社唯一の工場に設置する2機のティッシュ・ラインをこのほど発注したことが分かった。日本の川之江造機が同2ラインを供給することで、契約を取り交わしたとしている。2機のうち1機は、年産1万7千トン、抄き幅2,760㎜で設計スピードは分速1,100mとしている。もう1機は、抄き幅は同様の2,760㎜で、設計スピードは分速1,300mとなっており、ティッシュ年産約2万トンの大量生産が可能であるとしている。両ラインともに、今年末までに操業開始と見込んでいる。保定市満城区は中国北部に於けるティッシュ生産の中心地であり、Gangxing社は現在数機のティッシュ・ラインを保有、年産合計は約12万トンであるとしている。
2月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ