チリを本拠とするCMPC社傘下のブラジル・パルプ部門Celulose Riograndense社に於いて、回収ボイラー内での漏出が原因で、2月10日2号機を停機措置としたことが分かった。同ラインは、ブラジル南部Rio Grande do Sul州の同社Guaiba工場に於いて2015年5月から操業を開始した。同2号機の生産能力は晒ユーカリパルプ年間130万トンで、一方、同工場内で一緒に操業しているCMPC社傘下のCelulose Riograndense社も晒ユーカリパルプを年間45万トン生産している。同社は、依然設備の損傷具合を検証しており、問題を明確化する為、8月に予定していた2号機の定期保守点検整備を今月に繰り上げて休転とする方向で検討している。
2月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ