ドイツのスーパーマーケット・チェーンであるPenny社は、同国の食料雑貨商業界では初のビニール袋使用の全廃を決め、この分野に於いて一歩先んじて主導権を握っている。同ディスカウント・スーパーでは、再生素材を使用し環境に優しく繰り返し使用の出来る袋を持参して来店した客には見返りを与える報奨システムを取り入れる。客が前出の様な袋を持参の上で来店した場合には、買い物ごとに0.1ユーロの値引きを受けられる。ただし、タバコ製品、印刷物、ギフト、プリペイド・カードは除外されるとしている。また、同社は同時に同じ金額を非営利団体へ寄付するとしている。既に同社は昨年12月7日以降はビニール袋の仕入を止めており、各支店に残るビニール袋の在庫次第であるが、今後数週間のうちに売り切れとなる模様。
2月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ